メタボ外来

社会問題化するメタボリックシンドローム患者の増加に伴い、エステティックサロンでもメタボリックシンドローム専用コースが設けられるなどする状況にありますが、一方、医療機関においても、メタボリックシンドローム専門の科として、メタボリックシンドローム外来を設置する病院が増えてきています。

設備の豊富な医療機関において、検査を行うことのメリットは、数十にも及ぶメタボリックシンドローム調査のための検査を、一連の流れで受けることができるため、自分の今の状態がどのようなものであるのか、詳細で正確な結果を得られるところにあります。

メタボリックシンドローム調査のための検査は、身長・体重の計測から始まり、BMIや胸囲、体脂肪率、血圧、脈拍などの身体検査、CTスキャナをもちいた内蔵脂肪・皮下脂肪の検査、胸部のレントゲン検査。血糖値や中性脂肪、コレステローム値などの血液検査、ホルモン検査、さらに重要なものとして、血管の状態を調べることにより、将来、動脈硬化が発症するリスクを測定するような調査なども存在します。

また、最近では、遺伝子を調査することにより、遺伝子のタイプからどういった生活習慣病にかかりやすい体質であるかの判定などが行える医療機関もあります。このように、充実した検査設備と、学術的な論理に裏打ちされた診断を、ひと通り行うことができ、収集したデータを一元的に管理し、定期検査の度に、過去のデータと比較を行うことのできるシステムは、メタボリックシンドロームの解消や早期発見と対処において、有効な方法であるといえます。

メタボ対策と予防ガイド 新着情報

メタボ

メタボと肥満についてご紹介します。実は肥満が引き起こす病気はたくさんあります。肥満の人はたいてい中性脂肪やコレステロール、そして糖質などが血液の中に多く含まれてしまうため、血液の粘性が高くなってしまい血が流れにくくなったり血管が詰まりやすくなったりします。肥満は糖尿病だけにとどまらず、高血圧・高脂血症なども引き起こします。

つまり、肥満になると血管の病気になりやすいわけです。自分が肥満かどうか確認する方法にBMIを用いておこないます。BMI(Body Mass Index)とは、身長と体重の関係をみるための新しい国際的な尺度になっている計算式のことで、肥満度の判断の指標になっています。目安のBMIはBMI=体重(kg)÷ 身長(m)÷ 身長(m)で計算をおこないます。

基準としては19.8未満:やせ、19.8 以上 24.2 未満:普通、24.2 以上 26.4 未満:やや肥満、26.4 以上:肥満となります。だいたい正常が19~24で25以上を肥満とよんでいます。肥満を改善するためには、食事の改善が必要となります。なるべくコレステロールが多く含まれているものは控えめにして野菜や大豆製品は毎食食べるようにしましょう。

メタボリック症候群と高脂血症についてご紹介します。高脂血症とは、簡単に言えば血液中を流れるコレステロールの量が高い状態のことをいいます。そして動脈硬化や高血圧、糖尿病などの原因になってしまうといわれています。高脂血症は血中脂質が異常に増加したとしてもほとんどの場合において自覚症状がないという点が特徴です。

血中脂質にはコレステロールやリン脂質、中性脂肪、遊離脂肪酸などがあります。血中脂質が高い状態が続いてしまうと狭心症や心筋梗塞などの心臓病にかかる危険性が高くなってしまいます。今から気をつけるべきことは、脂っぽい食べ物や甘いもの、炭水化物の摂取を少なくするようにして揚げ物、油炒めを控えましょう。

そしてケーキや甘味の間食、ご飯の大食いなどを止めることです。高脂血の原因の8割が炭水化物によるものだからです。また、軽い運動をすることを日課にしましょう。毎日30分ほどウォーキングするだけでもかなり違ってくるのではないでしょうか。食べ過ぎたなと思ったら運動を取り入れるようにする意識を持つことが大切です。