ぎゅうぎゅうに詰め込まれる満員電車での通勤や通学、会社や学校での複雑な人間関係への悩みなど、世の中にはストレスの溜まる出来事が多くあります。情報化社会の到来により、従来に比べ人間の仕事や生活の幅は飛躍的に広がりました。しかしその分、多忙になったともいわれ、人と人との関係性にも大きな変化を与えています。
ストレス社会と形容されるように、わたしたちは過去よりも、複雑化した社会に暮らしていることにより、メリットとデメリットを享受しているといえます。そうした社会の急激な変化の中で、デメリットとして特に取り上げられる機会が多いのが、このストレスです。ストレスは、まったくなくても人間の行動のきっかけを奪い去ることになりますが、溜まりすぎると病気に発展などして、身体に害を及ぼします。
メタボリックシンドロームの予防としても、ストレスを意識し、上手に付き合っていくことが重要であるという認識がなされます。ストレスが溜まったことにより、それを発散させようとするがために、大食いや、喫煙、飲酒などの体に悪い生活習慣を身につけてしまうことは良くあることです。ストレスによって追い詰められないためにも、ストレスを発散できるような、自分に合ったなにかを見つける必要があります。
最近だと、アロマテラピーや、岩盤浴などが癒しとして流行に敏感な女性を中心に注目を集めています。また、世界的に流行している、腹式呼吸を用いた体操であるヨガなど、ストレスの解消と運動不足を一挙に解決することができるメタボリックシンドロームの予防に最適と思われるようなものもあります。
メタボ
メタボと肥満についてご紹介します。実は肥満が引き起こす病気はたくさんあります。肥満の人はたいてい中性脂肪やコレステロール、そして糖質などが血液の中に多く含まれてしまうため、血液の粘性が高くなってしまい血が流れにくくなったり血管が詰まりやすくなったりします。肥満は糖尿病だけにとどまらず、高血圧・高脂血症なども引き起こします。
つまり、肥満になると血管の病気になりやすいわけです。自分が肥満かどうか確認する方法にBMIを用いておこないます。BMI(Body Mass Index)とは、身長と体重の関係をみるための新しい国際的な尺度になっている計算式のことで、肥満度の判断の指標になっています。目安のBMIはBMI=体重(kg)÷ 身長(m)÷ 身長(m)で計算をおこないます。
基準としては19.8未満:やせ、19.8 以上 24.2 未満:普通、24.2 以上 26.4 未満:やや肥満、26.4 以上:肥満となります。だいたい正常が19~24で25以上を肥満とよんでいます。肥満を改善するためには、食事の改善が必要となります。なるべくコレステロールが多く含まれているものは控えめにして野菜や大豆製品は毎食食べるようにしましょう。
メタボリック症候群と高脂血症についてご紹介します。高脂血症とは、簡単に言えば血液中を流れるコレステロールの量が高い状態のことをいいます。そして動脈硬化や高血圧、糖尿病などの原因になってしまうといわれています。高脂血症は血中脂質が異常に増加したとしてもほとんどの場合において自覚症状がないという点が特徴です。
血中脂質にはコレステロールやリン脂質、中性脂肪、遊離脂肪酸などがあります。血中脂質が高い状態が続いてしまうと狭心症や心筋梗塞などの心臓病にかかる危険性が高くなってしまいます。今から気をつけるべきことは、脂っぽい食べ物や甘いもの、炭水化物の摂取を少なくするようにして揚げ物、油炒めを控えましょう。
そしてケーキや甘味の間食、ご飯の大食いなどを止めることです。高脂血の原因の8割が炭水化物によるものだからです。また、軽い運動をすることを日課にしましょう。毎日30分ほどウォーキングするだけでもかなり違ってくるのではないでしょうか。食べ過ぎたなと思ったら運動を取り入れるようにする意識を持つことが大切です。
