禁酒、禁煙が理想的

厚生労働省が掲げるメタボリックシンドローム予防のための3つのスローガンのうちで、実行するのにもっとも骨の折れることだと言うひともいるのが、この「禁煙」です。タバコの害は既に広く知れ渡っている通り、肺ガンのリスクが高めることや、血管収縮作用による血行不良など、様々なものが指摘されています。

同様に、メタボリックシンドロームを防ぐ目的から見ても喫煙の習慣は悪い影響を及ぼすものと言われています。広く知られている通り、喫煙は血管を収縮させ、脆くさせる働きがあります。これは動脈硬化などの心血管疾患のリスクを増加させることになります。

そして、他の生活習慣病と組み合わさった場合には、さらに重大な病気へと発展する確率が高くなり、健康リスクを著しく脅かします。しかし、どんなに害が解ってはいてもやめられないというひとが多いのが喫煙の厄介なところです。

これらは喫煙に存在する依存性が足を引っ張っているためといわれていますが、吸いたくなっても禁煙ガムや飴を舐めることにより、気を紛らすなどして対応をするしか方法がないのも辛いところです。ストレスから喫煙しているという意識があるひとは、その分を運動で発散するなどしてみて、運動習慣とともに喫煙の習慣をなくして行くなど、総合的なメタボリックシンドロームへの対策を取ることが望まれます。

また喫煙と同様に飲酒についても、メタボリックシンドローム予防の見地からは、好ましくないものとされます。とはいえ、付き合いでの飲酒や、晩酌などの楽しみもあり、いきなり酒絶ちすることも難しいものです。まずは過度な飲酒を控えるといった意識を持ち、飲みすぎのひとは徐々にその量を減らしていくなどの工夫をすることが第一歩となるかもしれません。

メタボ対策と予防ガイド 新着情報

メタボ

メタボと肥満についてご紹介します。実は肥満が引き起こす病気はたくさんあります。肥満の人はたいてい中性脂肪やコレステロール、そして糖質などが血液の中に多く含まれてしまうため、血液の粘性が高くなってしまい血が流れにくくなったり血管が詰まりやすくなったりします。肥満は糖尿病だけにとどまらず、高血圧・高脂血症なども引き起こします。

つまり、肥満になると血管の病気になりやすいわけです。自分が肥満かどうか確認する方法にBMIを用いておこないます。BMI(Body Mass Index)とは、身長と体重の関係をみるための新しい国際的な尺度になっている計算式のことで、肥満度の判断の指標になっています。目安のBMIはBMI=体重(kg)÷ 身長(m)÷ 身長(m)で計算をおこないます。

基準としては19.8未満:やせ、19.8 以上 24.2 未満:普通、24.2 以上 26.4 未満:やや肥満、26.4 以上:肥満となります。だいたい正常が19~24で25以上を肥満とよんでいます。肥満を改善するためには、食事の改善が必要となります。なるべくコレステロールが多く含まれているものは控えめにして野菜や大豆製品は毎食食べるようにしましょう。

メタボリック症候群と高脂血症についてご紹介します。高脂血症とは、簡単に言えば血液中を流れるコレステロールの量が高い状態のことをいいます。そして動脈硬化や高血圧、糖尿病などの原因になってしまうといわれています。高脂血症は血中脂質が異常に増加したとしてもほとんどの場合において自覚症状がないという点が特徴です。

血中脂質にはコレステロールやリン脂質、中性脂肪、遊離脂肪酸などがあります。血中脂質が高い状態が続いてしまうと狭心症や心筋梗塞などの心臓病にかかる危険性が高くなってしまいます。今から気をつけるべきことは、脂っぽい食べ物や甘いもの、炭水化物の摂取を少なくするようにして揚げ物、油炒めを控えましょう。

そしてケーキや甘味の間食、ご飯の大食いなどを止めることです。高脂血の原因の8割が炭水化物によるものだからです。また、軽い運動をすることを日課にしましょう。毎日30分ほどウォーキングするだけでもかなり違ってくるのではないでしょうか。食べ過ぎたなと思ったら運動を取り入れるようにする意識を持つことが大切です。