バランスの良い食生活に変える

厚生労働省が掲げるメタボリックシンドローム予防のための3つのスローガンである、「運動習慣の徹底」・「食生活の改善」・「禁煙」のうち、予防としてもっとも効果が高いといえるものが「食生活の改善」であるといえます。メタボリックシンドロームの症状を引き起こす原因が内臓脂肪の蓄積にあるとすれば、なによりもまずその内臓脂肪が蓄積する原因にあたる食生活から改善を行うことは、当然ということになります。

食事においては、なるべく「脂肪」・「塩分」・「糖類」を控えることが重要になってきます。特に脂肪の摂りすぎについては、内臓脂肪の蓄積に直接的に関係することから、注意が必要となります。欧米型の高カロリーな食事が主流となりつつある世の中ですが、なるべく脂肪・塩分・糖類を控えるよう心がけることで、内蔵脂肪の蓄積を抑えることになります。

食生活は生活習慣の中でも特に、ひとにより様々なこだわりが感じられるものです。それだけに、欧米型の高カロリーな食事が主流となっているひとにとっては、これらの脂肪・塩分・糖類を突然カットしてしまうことは、辛いことでしょう。外食が主になっているひとは、まずは自炊し、脂肪・塩分・糖類の添加を控えてみるというのも生活習慣改善に良いステップとなります。

また、食事は低カロリーな和食を中心にするというのが、メタボリックシンドローム対策の有効な手段であることが言われています。さらに食べ方についても、質の良い食べ方が求められます。だらだらと、ただ時間を掛ける食べ方、逆に早食いなどは、満腹中枢の働きを鈍らせ、カロリーの過剰摂取に繋がることから、良くないことです。

メタボ対策と予防ガイド 新着情報

メタボ

メタボと肥満についてご紹介します。実は肥満が引き起こす病気はたくさんあります。肥満の人はたいてい中性脂肪やコレステロール、そして糖質などが血液の中に多く含まれてしまうため、血液の粘性が高くなってしまい血が流れにくくなったり血管が詰まりやすくなったりします。肥満は糖尿病だけにとどまらず、高血圧・高脂血症なども引き起こします。

つまり、肥満になると血管の病気になりやすいわけです。自分が肥満かどうか確認する方法にBMIを用いておこないます。BMI(Body Mass Index)とは、身長と体重の関係をみるための新しい国際的な尺度になっている計算式のことで、肥満度の判断の指標になっています。目安のBMIはBMI=体重(kg)÷ 身長(m)÷ 身長(m)で計算をおこないます。

基準としては19.8未満:やせ、19.8 以上 24.2 未満:普通、24.2 以上 26.4 未満:やや肥満、26.4 以上:肥満となります。だいたい正常が19~24で25以上を肥満とよんでいます。肥満を改善するためには、食事の改善が必要となります。なるべくコレステロールが多く含まれているものは控えめにして野菜や大豆製品は毎食食べるようにしましょう。

メタボリック症候群と高脂血症についてご紹介します。高脂血症とは、簡単に言えば血液中を流れるコレステロールの量が高い状態のことをいいます。そして動脈硬化や高血圧、糖尿病などの原因になってしまうといわれています。高脂血症は血中脂質が異常に増加したとしてもほとんどの場合において自覚症状がないという点が特徴です。

血中脂質にはコレステロールやリン脂質、中性脂肪、遊離脂肪酸などがあります。血中脂質が高い状態が続いてしまうと狭心症や心筋梗塞などの心臓病にかかる危険性が高くなってしまいます。今から気をつけるべきことは、脂っぽい食べ物や甘いもの、炭水化物の摂取を少なくするようにして揚げ物、油炒めを控えましょう。

そしてケーキや甘味の間食、ご飯の大食いなどを止めることです。高脂血の原因の8割が炭水化物によるものだからです。また、軽い運動をすることを日課にしましょう。毎日30分ほどウォーキングするだけでもかなり違ってくるのではないでしょうか。食べ過ぎたなと思ったら運動を取り入れるようにする意識を持つことが大切です。